現在、フランスで女子のW杯が行われている事を、どれだけの日本国民が知っているのだろうか・・・。

サッカーW杯の賞金総額、男女で400億円以上の差」というネットニュースがあり、思うところもあったので扱ってみました。

昨年行われた男子のW杯・・・毎日NEWSでは、男子サッカーの話題で持ちきりでした。
事前予想をする番組、対戦相手について取材をする番組。相手の国にまで行って日本とはどんな国か?という質問と共に日本男子代表についても意見を求めていました。

では、女子のW杯についてはと言うと・・・特番を組まれる事もなく、W杯を伝えるCMもほとんど見る事がありません。NEWSでは少し取り上げられるも・・・特別枠を組むほどでも無い。それが日本における女子サッカーW杯の現状なんだと思います。
男子のJリーグは、試合が行われる毎にスポーツ枠で大々的に放送していますが、女子も男子におけるJリーグ的な位置づけとして「なでしこリーグ」を行っていますが、試合結果がNEWSに取り上げられることありません。


2018年度の1試合当たりの平均入場者数も・・・
J1リーグ  19,064人

なでしこリーグ  1,400人


その差は約14倍・・・今期の目標は2,000人とJFAが打ち上げるほどなんです。
W杯の賞金の差も問題視する材料とはなりますが、この入場者数の差をどのようにして埋めて行くのか・・・プロとしてやって行くには、チケットの収入を増やすか、スポンサー収入を増やすのかという事になるのですが、観客の数が少なければ宣伝効果も少なく、企業側も宣伝する媒体としての価値を中々見いだせない。そう考えているのではないでしょうか。
女子サッカーの人気を上げて行く事こそが、プロとして活躍できる選手を増やして行くためは絶対的に必要な事だと思います。
金にならなければJFAもFIFAも出資できないと思います。